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【材料】ビューティ花壇---1Qは売上高が12.74億円、生花祭壇事業の売上高は過去最高に

ビ花壇 <日足> 「株探」多機能チャートより

ビューティ花壇<3041>は14日、2018年6月期第1四半期(2017年7~9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比7.6%減の12.74億円、営業損失が0.31億円(前年同期0.70億円の損失)、経常損失が0.28億円(同0.72億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.32億円(同0.78億円の損失)だった。

生花祭壇事業は、大都市圏を中心とした葬儀単価の下落が継続している中で、強みである機動力や顧客ニーズへの対応力を活かした各施策を実行したことにより、売上高が第1四半期としては過去最高、営業利益も大幅増となった。

生花卸売事業は、100%子会社であるマイ・サクセスにおいて、同社への会社分割・事業承継以来、これまで進めていた業務効率化に加え、同社グループとしての更なる競争力強化を図っているが、なお顕在化までには至らなかった。切花累計の取扱金額は金額ベース、数量ベースともに減少の傾向にある。このような中、従来の生花卸売事業(国内流通)と生花祭壇事業とのシナジー追求を図りながら抜本的な物流体系の改革へ向けた取り組みにも注力しており、徐々に奏功し始めている。

ブライダル装花事業は、前期に発生した取引先の倒産の影響があった。市場規模は縮小傾向にあるものの、ゲストハウス・ウエディングやレストラン・ウエディング等オリジナル挙式志向の高まりを背景に未だ大きな市場規模が保持されている。このような状況の中、ブライダル装花事業を請け負う連結子会社のOne Flowerでは、東京・関西・九州エリアにおける新規顧客獲得と商圏拡大、リテール部門での更なる売上増、及び販管費の圧縮・効率化策を実施している。

2018年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比1.2%増の57.48億円、営業利益が1.42億円、経常利益が1.37億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.96億円とする期初計画を据え置いている

《MW》

 提供:フィスコ

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