【特集】「防衛」関連への注目度高い、北朝鮮問題“再浮上”なら株価急反発も<注目テーマ>
石川製 <日足> 「株探」多機能チャートより
1 全固体電池
2 人工知能
3 半導体製造装置
4 電気自動車関連
5 リチウムイオン電池
6 AIスピーカー
7 量子コンピューター
8 ICタグ
9 防衛
10 仮想通貨
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「防衛」が9位となっている。
「防衛」関連は、北朝鮮問題の緊迫化とともに今年春以降、注目テーマに急浮上。北朝鮮による相次ぐミサイル発射や核実験の実施に伴う、日本の国防意識の高まりとともに防衛装備を扱う関連企業への人気が膨らんでいる。
防衛関連銘柄の中核として注目を集めている石川製作所<6208>の株価は3月末の870円台から10月6日の4435円高値まで約5倍に急騰した。同社は機雷の製造を手掛けている。同様に小銃や迫撃砲などを扱う豊和工業<6203>の株価も4倍強に上昇した。
ただ、9月中旬以降、北朝鮮によるミサイル発射は行なわれておらず、これに伴い防衛関連株も調整局面に入っている。北朝鮮問題は小康状態にあるものの、いつ再燃してもおかしくない状況は続いているだけに市場は防衛関連株の動向を注視している。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)