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【市況】個別銘柄戦略:子ども関連や人材関連に物色か

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

19日の日本株市場は過熱感を意識しつつも、先高期待の強い相場展開になりそうだ。シカゴ日経225先物清算値は大阪比100円高の21450円。円相場は1ドル112円95銭-113円05銭辺りでの推移となるなか、これにサヤ寄せする格好から主力大型株中心に買いが先行しよう。なお、足元の値動きをみると、日中はこう着感が強まり、出来高も低水準のため、インデックスに絡んだ売買中心になりやすく、インデックス売買次第の面はある。とはいえ、歴史的な上昇のなかで先高観は強く、出遅れている銘柄やセクターへの波及がそろそろ意識されてくるだろう。テーマ株の循環物色が散見されるが、10月27日開幕の東京モーターショーを控え、次世代電池や自動運転等の関連銘柄への循環物色が意識される。また、足元で調整が続いている量子コンピュータ関連のほか、同じく利食いがみられている子ども関連や人材関連といった政策に絡んでいる銘柄へも改めて物色が向かう可能性もあろう。個別では強気格付けや格上げが観測されているところで、キャピタルアセット(3965)、ビックカメラ(3048)、いすゞ(7202)、日野自動車(7205)が注目される。
《HT》

 提供:フィスコ

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