【市況】東京株式（寄り付き）＝米株最高値、円安などを背景に買い先行

　１９日の東京株式市場は買い先行で始まり、寄り付きの日経平均株価は前日比８６円高の２万１４５０円と続伸。

　日経平均は前日に歴代３位タイとなる１２連騰を記録しており、きょう続伸した場合は１９８８年２月に記録して以来、２９年８カ月ぶりの１３連騰となる。前日の米国株市場では主要３指数が揃って過去最高値を更新、ＮＹダウは１６０ドル高と急伸して終値ベースで初の２万３０００ドル大台に乗せており、これを受けて東京市場でも幅広く買いが先行している。外国為替市場では１ドル＝１１３円台に入るなど円安方向に振れていることも輸出株中心に追い風材料だ。ただ、足もとは高値警戒感からの利益確定売りも想定され、上げ幅は限定的となる可能性もある。

　寄り付き時点で業種別では３３業種中、２９業種前後が高く、値上がり上位に証券、保険、銀行、不動産、その他金融など。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）