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【市況】NY株式:ダウ40ドル高、ダウ23000ドルを一時突破

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

17日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は40.48ドル高の22997.44、ナスダックは0.35ポイント安の6623.66で取引を終了した。金融やヘルスケア企業の好決算が相次ぎ、ダウは史上初となる23000ドルを一時突破した。しかしながら、主要ハイテク株の決算を来週以降に控えて、利益確定の動きも目立ち、上値を抑える展開となった。終値は23000ドルを割り込んだものの、ダウとS&P500は最高値を更新した。セクター別では、ヘルスケア機器・サービスや医薬品・バイオテクノロジーが上昇する一方で各種金融や家庭用品・パーソナル用品が下落した。

医薬品のジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)や医療保険のユナイテッドヘルス(UNH)は通期見通しを上方修正し、上昇。投資銀行のモルガン・スタンレー(MS)は決算内容が好感され、買われた。一方で、動画配信サービスのネットフリックス(NFLX)は好決算を発表したものの、独自コンテンツへの大規模な投資への懸念や、利益確定の動きから下落。航空機のボーイング(BA)は同業のエアバスがカナダのボンバルディアとの業務提携を発表し、売られた。

ITサービスのIBM(IBM)はマーケット終了後に7-9月期決算を発表し、一株営業利益、売上高ともに予想を上振れた。時間外取引で上昇して推移している。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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