【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … エルテス、ロコンド、ATAO (10月11日発表分)
エルテス <日足> 「株探」多機能チャートより
―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の10月10日から11日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.2 エルテス <3967>
18年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期非連結比91.2%減の1000万円に大きく落ち込み、通期計画の5000万円に対する進捗率は20.0%にとどまり、さらに前年同期の67.1%も下回った。
▲No.3 原弘産 <8894>
17年10月期の連結最終損益を従来予想の700万円の赤字→1400万円の赤字に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。
▲No.4 アウン <2459>
18年5月期第1四半期(6-8月)の連結営業損益は1000万円の赤字(前年同期は400万円の黒字)に転落した。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<3550> ATAO 東M -13.05 10/11 上期 21.78
<3967> エルテス 東M -8.09 10/11 上期 -91.23
<8894> 原弘産 東2 -6.90 10/11 上期 赤縮
<2459> アウン 東2 -3.56 10/11 1Q 赤縮
<2303> ドーン JQ -3.01 10/11 1Q 赤転
<3558> ロコンド 東M -1.53 10/11 上期 -
<7501> ティムコ JQ -1.42 10/11 3Q 赤縮
<9778> 昴 JQ -1.26 10/11 上期 580.00
<4760> ALPHA JQ -0.72 10/11 本決算 1.17
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース