【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … レノバ、アイケイ、ＳＨＩＦＴ　(10月11日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の10月10日から11日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ＳＨＩＦＴ <3697>
　17年8月期の連結経常利益は前の期比22.7％減の4.4億円になったが、従来予想の2.8億円を上回って着地。

★No.2　アイケイ <2722>
　18年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比4.8倍の2.1億円に急拡大し、6-11月期(上期)計画の4.1億円に対する進捗率は51.5％に達し、さらに前年同期の21.1％も上回った。

★No.3　三光合成 <7888>
　18年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比3.2倍の5.5億円に急拡大し、6-11月期(上期)計画の11億円に対する進捗率は50.3％に達し、5年平均の34.9％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3697> ＳＨＩＦＴ 　　東Ｍ 　 +25.95 　 10/11　本決算　　　 81.82
<2722> アイケイ 　　　ＪＱ 　 +19.13 　 10/11　　　1Q　　　379.55
<7888> 三光合成 　　　東２ 　 +16.09 　 10/11　　　1Q　　　219.65
<9519> レノバ 　　　　東Ｍ　　 +4.75 　 10/11　　　1Q　　　　　－
<4920> 日本色材 　　　ＪＱ　　 +3.06 　 10/11　　上期　　　-17.39

<7603> マックハウス 　ＪＱ　　 +0.89 　 10/11　　上期　　　140.00
<3080> ジェーソン 　　ＪＱ　　 +0.26 　 10/11　　上期　　　-10.96
<9661> 歌舞伎 　　　　東２　　 +0.18 　 10/11　　上期　　　　9.58

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース