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【市況】東京株式(前引け)=続伸、円安など好感し2万500円台上回る

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 3日前引けの日経平均株価は前日比157円45銭高の2万558円23銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は7億1407万株、売買代金概算は1兆665億6000万円。値上がり銘柄数は1099、対して値下がり銘柄数は818、変わらずは113銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、買い優勢で始まり前場中ごろから買いの勢いが増した。取引時間中に外国為替市場でドル買い・円売りが進行、1ドル=113円台に入る円安が輸出株などを中心に全体相場上昇の足掛かりとなった。また、業種別には出遅れ感の強い不動産セクターに買いが集まっている。日経平均は前引け2万500円台で着地している。売買代金は1兆円を上回った。

 個別ではトヨタ自動車<7203>が堅調、ソニー<6758>、ファナック<6954>も買いが優勢。キーエンス<6861>も高い。ミタチ産業<3321>が連日のストップ高に買われたほか、アサツーディ・ケイ<9747>も値を飛ばした。ダイトウボウ<3202>が大商いで急伸、ペッパーフードサービス<3053>の上げ足も目立つ。半面、ダイフク<6383>が軟調、資生堂<4911>も売りに押された。住石ホールディングス<1514>が利食われ、クリエイトSDホールディングス<3148>が急落、イソライト工業<5358>、共英製鋼<5440>なども安い。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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