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【特集】ピクスタ Research Memo(2):『PIXTA』でスタートし、『fotowa』『Snapmart』に展開

ピクスタ <日足> 「株探」多機能チャートより

■事業の概要

1. 沿革と事業体制
ピクスタ<3416>は2005年に設立され、2006年にデジタル素材のマーケットプレイス『PIXTA』をリリースして事業をスタートした。PIXTA事業は同社の主力事業として収益の大半を稼ぎ出している。『PIXTA』によって順調に成長軌道を歩んできた同社は、インターネットビジネスの特長を生かして海外展開を視野に事業を成長させてきたが、2016年からは新規事業や海外展開を急加速させている。

新事業としては、2016年2月に出張撮影サービス『fotowa(フォトワ)』を開始した。また、2016年9月にはスマートフォンで撮影された写真のマーケットプレイス『Snapmart(スナップマート)』事業を開始した。

海外展開は2013年にシンガポール子会社を設立したのを皮切りに、2015年の台湾支店設立、2016年のタイとベトナムの子会社設立と、矢継ぎ早に手を打ってきた。さらに2017年3月には韓国のTopic Images Inc.(以下、Topic)を子会社化した(持分80%)。またその間、『PIXTA』の外国語版を次々リリースしてきている。

以上のような流れを経て2017年央時点の同社は、PIXTA事業、fotowa事業、Snapmart事業の国内3事業と、韓国版PIXTAに代表される海外事業の大きく4つの事業を展開している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《TN》

 提供:フィスコ

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