【市況】ETF売買動向＝19日前引け、ｉＳ新興株Ｊ、大和商社卸売が新高値

　19日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比155.3％増の1437億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同164.6％増の1284億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　電機・精密 <1625> 、ＭＡＸＩＳＪＰＸ日経インデックス４００ <1593> 、ＮＥＸＴ　素材・化学 <1620> 、ダイワ上場投信－トピックス <1305> 、東証電気機器株価指数連動型上場投資信託 <1613> など47銘柄が新高値。ダイワ４００ダブルインバース・インデックス <1466> 、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> 、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> 、ＴＯＰＩＸベア２倍上場投信 <1356> 、ＪＰＸ日経４００ベア２倍上場投信（ダブルインバース） <1469> など16銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　Ｓ＆Ｐ５００　ＶＩＸ　インバース <2049> が5.80％高、日経３００上場投信 <1319> が3.42％高、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が3.35％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が288円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金838億3500万円となり東証全銘柄で2位。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金460億9200万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が178億8500万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が92億9300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が44億円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が34億6100万円、上場インデックスファンド２２５ <1330> が22億500万円の売買代金となった。

株探ニュース