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【注目】明日注目すべき【好決算】銘柄 ディアライフ、ポールHD、コーセーRE (8日大引け後 発表分)

ディアライフ <日足> 「株探」多機能チャートより

 8日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 ディアライフ <3245>   ★今期経常最高益予想を7%上乗せ、配当も2円増額
 ◆17年9月期の連結経常利益を従来予想の18億円→19.2億円に7.2%上方修正。増益率が16.2%増→24.5%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。都市型マンションや収益不動産の販売好調に加え、不動産業界向け人材派遣の受注拡大などが上振れの要因となる。
  業績上振れに伴い、期末一括配当を従来計画の15円→17円(前期は12円)に増額修正した。予想PERが13.6倍→11.2倍に低下する一方、期末配当利回りは3.71%に上昇し、割安感が強まった。

 コーセーRE <3246> [東証2]  ★今期経常最高益予想を23%を上乗せ
 ◆18年1月期の連結経常利益を従来予想の13.5億円→16.6億円に22.8%上方修正。増益率が23.6%増→51.7%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。旺盛な不動産投資意欲が続く中、資産運用型マンションの引き渡し戸数が増加し、売上が計画を上回ることが利益を押し上げる。

 ポールHD <3657>   ★上期経常は74%増益で上振れ着地
 ◆18年1月期上期(2-7月)の連結経常利益は前年同期比74.0%増の11.6億円に拡大し、従来予想の9.6億円を上回って着地。ゲームソフトメーカー向けに不具合検出(デバッグ)や翻訳、顧客サポートなどの業務請負が拡大したほか、プレイステーション4用ソフトやソーシャルゲームのデバッグの受注が伸びたことが寄与。ネットサポート事業の黒字化も大幅増益に貢献した。

 サムコ <6387>   ★今期経常は黒字浮上、5円増配へ
 ◆17年7月期の経常損益(非連結)は2億1400万円の赤字に転落したが、従来予想の3億1000万円の赤字を上振れて着地。続く18年7月期は3億6500万円の黒字に回復する見通しとなった。前期上振れは経費削減や生産性向上の進展のほか、円安進行で為替差益が発生したことなどが背景。今期はオプトエレクトロニクス分野で通信用半導体レーザー、電子部品分野ではセンサー装置のなど受注が伸びる。
  業績回復に伴い、今期の年間配当は前期比5円増の20円に増配する方針とした。

 ミロク <7983> [東証2]  ★11-7月期(3Q累計)経常は78%増益・通期計画を超過
 ◆17年10月期第3四半期累計(16年11月-17年7月)の連結経常利益は前年同期比78.4%増の11.3億円に拡大して着地。欧米で付加価値の高い上下二連銃やライフル銃が好調だったうえ、工作機械の高価格帯品の販売が伸びたことも収益を押し上げた。
  通期計画の10.5億円を既に7.9%上回っており、業績上振れが期待される。

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