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【経済】米政治を巡る報道とイエレンFRB議長の講演に注目、SMBC日興証券(花田浩菜)

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

先週はトランプ米大統領の人種差別問題による衝突についての発言が大きく話題になり、助言役が相次いで辞任するなど、政策遂行能力が不安視される場面がありましたね。8/21付けの「主要通貨デイリー」では、今週のドル円についての注目ポイントを考察されていますのでご紹介します。

同レポートではまず、先週のドル円ついて、『週半ばにかけては良好な米経済指標結果や北朝鮮問題に対する警戒感の後退等から111円台手前まで上昇したものの、その後ドル安が進行。米政府の政策運営への懸念の強まりを受けて一時108.60円と4月19日以来のドル安水準まで下落した』と伝えています。

続けて、米国の政策遂行能力に注目し、『トランプ大統領は18日にバノン主席戦略官・上級顧問を事実上解任。これを機に、米政府内の対立が解消に向かい、現実路線への転換からこれまで滞ってきた諸々の政策が動き出すとの期待も浮上している。足元でトランプ政権の政策遂行力への疑念が大きなドル安円高材料となってきただけに、バノン氏解任が大きな転換点となるのか、今週は米政治を巡る報道に一喜一憂する週となりそうだ』と分析しています。

最後に、注目イベントとして24~26日に開催されるジャクソンホール会議を挙げ、『市場の米利上げへの期待値が低い分、イエレン議長が年内利上げに前向きな姿勢を示せばドル高円安のきっかけとなる可能性があり要注目である』と言及しています。

詳しくは8/21付けの「主要通貨デイリー」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜

《DM》

 提供:フィスコ

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