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【市況】終値で26週線を上回るかを見極め/日経225・本日の想定レンジ

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

[本日の想定レンジ]
 17日のNY市場は下落。トランプ大統領が2つの大統領助言組織を解散させたことで、重要政策の実現が難航するとの見方が広がったほか、シスコ・システムズの冴えない決算。さらに、スペイン・バルセロナで発生したテロ事件を受けて、投資家心理が悪化した。ダウ平均は274.14ドル安の21750.73、ナスダックは123.19ポイント安の6221.91。シカゴ日経225先物清算値は大阪比200円安の19480円。
 シカゴ先物にサヤ寄せする格好からギャップ・ダウンとなり、週初につけた安値水準での攻防になろう。ボリンジャーバンドでは再び-2σを割り込み、-3σ辺りまで下げてくることになりそうだ。売られ過ぎが意識されやすく、売り一巡後はこう着感が強まる展開が見込まれる。しかし、一目均衡表では支持線として意識されていた雲下限を明確に下放れる形状となり、シグナルは悪化。週間形状では26週線が19587円辺りに位置しているため、売り一巡後の下げし振りから、終値で上回ることが出来るかが注目される。19400-19600円のレンジを想定する。

[予想レンジ]

上限 19600円-下限 19400円

《TM》

 提供:フィスコ

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