【市況】明日の株式相場見通し=週末控えで軟調推移、米韓合同軍事演習を懸念
日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
市場関係者からは「きょうは、前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨の内容を受けて米長期金利が低下し、外国為替市場で円高・ドル安が進行し売り優勢となった。特徴的だったのは、1日の日経平均株価の値動きが小幅にとどまったことで、きのうの57円強に続いて、きょうも59円強となった。そのなか、東証1部の上昇銘柄数は1098と、値下がり銘柄数の802を上回り、東証1部小型株指数、東証2部指数、マザーズ指数、ジャスダック平均のいずれも前日比プラスで引けた。中小型では、地合いの底堅さを感じる展開となっている」との見方が出ていた。
17日の東京株式市場は、外国為替市場での円高進行を背景に見送りムードが強く、日経平均は軟調に推移。ただ、下値を売り込む動きにも乏しく下げは小幅にとどまった。日経平均株価終値は、前日比26円65銭安の1万9702円63銭と小幅続落。東証1部の売買代金は1兆8060億円と6月26日(1兆7505億円)以来約2カ月ぶりの低水準となった。
日程面では、6月の特定サービス産業動態統計(確報)、お盆期間の輸送実績(JR6社)に注目。(冨田康夫)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)