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【市況】明日の株式相場見通し=週末控えで軟調推移、米韓合同軍事演習を懸念

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 あす(18日)の東京株式市場は、来週21日から実施が予定される米韓合同軍事演習を前にして、北朝鮮を巡る地政学リスクがくすぶり続けることや、週末控えで持ち高整理の売りも想定されることから軟調な推移となりそうだ。

 市場関係者からは「きょうは、前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨の内容を受けて米長期金利が低下し、外国為替市場で円高・ドル安が進行し売り優勢となった。特徴的だったのは、1日の日経平均株価の値動きが小幅にとどまったことで、きのうの57円強に続いて、きょうも59円強となった。そのなか、東証1部の上昇銘柄数は1098と、値下がり銘柄数の802を上回り、東証1部小型株指数、東証2部指数、マザーズ指数、ジャスダック平均のいずれも前日比プラスで引けた。中小型では、地合いの底堅さを感じる展開となっている」との見方が出ていた。

 17日の東京株式市場は、外国為替市場での円高進行を背景に見送りムードが強く、日経平均は軟調に推移。ただ、下値を売り込む動きにも乏しく下げは小幅にとどまった。日経平均株価終値は、前日比26円65銭安の1万9702円63銭と小幅続落。東証1部の売買代金は1兆8060億円と6月26日(1兆7505億円)以来約2カ月ぶりの低水準となった。

 日程面では、6月の特定サービス産業動態統計(確報)、お盆期間の輸送実績(JR6社)に注目。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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