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【市況】東京株式(前引け)=地政学リスク一服、先物主導で急反発

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 15日前引けの日経平均株価は前日比252円03銭高の1万9789円13銭と急反発。前場の東証1部の売買高概算は8億3174万株、売買代金概算は1兆957億3000万円。値上がり銘柄数は1604、対して値下がり銘柄数は327、変わらずは89銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、主力株中心に戻り急の展開。北朝鮮を巡る地政学リスクで急速な調整を強いられていたが、日経平均株価は前日まで4日続落でこの間に500円以上の下げをみせており、先物主導でテクニカル的なリバウンド狙いの買いが優勢となった。地政学リスクの一服を受け、外国為替市場では1ドル=110円台に戻すなどドルが買い戻されており、これも相場に追い風となった。業種別には保険や銀行、証券など金融関連株が買われ全体を押し上げた。東証1部の8割の銘柄が上昇している。

 個別では三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が堅調、KLab<3656>も商いを伴い高い。富士フイルムホールディングス<4901>も活況高となった。ホシデン<6804>が急騰、ボルテージ<3639>、ソディック<6143>なども高い。半面、石川製作所<6208>が急反落となったほか、出光興産<5019>、ダイフク<6383>が軟調、ワイエイシイホールディングス<6298>、リンクアンドモチベーション<2170>なども値を下げた。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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