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【材料】ユーグレナ反発、世界初の大規模あぜ型微細藻類培養プールの稼働を開始

ユーグレナ <日足> 「株探」多機能チャートより
 ユーグレナ<2931>が反発。7月31日の取引終了後、藻類バイオ燃料の製造コスト低減に向け、世界初の大規模あぜ型微細藻類培養プールの稼働を開始したと発表しており、これを好感した買いが入っているようだ。

 農業機械メーカーの小橋工業(岡山市南区)が持つ水田造成技術を応用し、コンクリートではなく、日本の水田造成のあぜ塗り技術を応用した世界初のあぜ型微細藻類培養プールを建設。三重県多気町にあるユーグレナの藻類エネルギー研究所で稼働を開始したという。あぜ型微細藻類培養プールは1基で約1000平方メートルで、培養規模の拡大に合わせて約3000平方メートルまで増設を進める予定としている。あぜ型微細藻類培養プールは、コンクリートで建設された培養プールに比べて建設コストが10分の1程度となるほか、建設工期も4分の1程度となることから、大量に必要となる燃料用微細藻類の生産コスト削減や生産量拡大への迅速な対応が可能になるとしている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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