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【材料】コマツは3日ぶり反発、建設機械・車両部門の好調で第1四半期純利益は2.3倍

コマツ <日足> 「株探」多機能チャートより
 コマツ<6301>は3日ぶり反発。同社は28日取引終了後、18年3月期の第1四半期(4~6月)連結決算(米国会計基準)を発表した。売上高は5612億1100万円(前年同期比44.2%増)、営業利益は524億700万円(同75.9%増)、最終利益は363億9500万円(同2.3倍)だった。

 建設機械・車両部門では、中国やインドネシアをはじめ多くの地域で需要を着実に取り込んだことに加え、今年4月に買収を完了した米国の大手鉱山機械メーカーであるジョイ・グローバル社(新社名=コマツマイニング)の新規連結の効果もあり、売上高は前年同期を大幅に上回った。産業機械他部門では、ワイヤーソーの販売減少などがあったものの、自動車業界向けの鍛圧機械および工作機械の販売が増加したことから、売上高は前年同期を上回った。

 業績予想は従来見通しを据え置いた。通期業績は売上高2兆1350億円(前期比18.4%増)、営業利益1560億円(同10.4%減)、最終利益920億円(同18.9%減)を見込んでいる。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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