【市況】20日の株式相場見通し=ECB理事会を前に様子見、円高・ドル安進行に警戒感
NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
19日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比66.02ドル高の2万1640.75ドルと3日ぶりに反発した。発表が本格化している4~6月期の企業業績への期待感から買いが優勢となった。また、原油価格の上昇も買い安心感につながった。ナスダック総合株価指数は、前日比40.737ポイント高の6385.042と9日続伸し、連日で過去最高値を更新した。
日程面では、学生向け物件を中心とした不動産賃貸管理事業、高齢者住宅事業およびその他の事業を手掛けるジェイ・エス・ビー<3480>が東証2部に、ジュエリー・アクセサリーの開発・製造・販売のクロスフォー<7810>が東証ジャスダック市場にそれぞれ新規上場する。
このほかに、黒田日銀総裁会見、7月の展望リポート、6月の貿易統計、18日時点の給油所の石油製品価格、6月の粗鋼生産量に注目。海外では、欧州中央銀行(ECB)理事会、米6月のCB景気先行総合指数が焦点となる。(冨田康夫)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)