【注目】★本日の【イチオシ決算】 ウェーブＨＤ、イデアインタ、東宝 (7月18日)

１）本日（7月18日）引け後に発表された決算・業績修正

　● イチオシ決算

【ウェーブＨＤ <7940> [東証２]】　★上期経常を26％上方修正、通期も増額
　◆18年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の9.2億円→11.6億円に26.1％上方修正。インテリア事業で壁紙の販売が想定以上に伸びることが寄与。生産数量増加に伴う操業度向上や経費削減の進展なども利益を押し上げる。
　　上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の17.5億円→19.9億円に13.7％上方修正。増益率が3.2％増→17.3％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　● サプライズな決算発表・業績修正

　イデアインタ <3140> [ＪＱＧ]　　★前期最高益予想を18％上乗せ、初配当2円を実施
　◆17年6月期の経常利益(非連結)を従来予想の2.7億円→3.2億円に18.2％上方修正。増益率が85.1％増→2.2倍に拡大し、従来の9期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。ホットプレートなどキッチン家電を中心とした自社ブランドの販売が好調だったことが寄与。デザイン関連手数料収入の増加や生産性向上なども上振れに貢献した。業績好調に伴い、従来未定としていた期末一括配当は初配当となる2円を実施する方針とした。
　　併せて、244万株の公募増資とオーバーアロットメントによる売り出しに伴う上限36万株の第三者割当増資を実施すると発表。

　チャームケア <6062> [ＪＱ]　　★前期最高益予想を20％上乗せ
　◆17年6月期の経常利益(非連結)を従来予想の7億円→8.4億円に20.0％上方修正。増益率が78.6％増→2.1倍に拡大し、従来の5期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。首都圏に開設した有料老人ホームの入居が順調に進むなか、本社経費を中心としたコスト削減に加え、人員配置の適正化や業務効率化が奏功し、採算が改善した。

　東宝 <9602> 　　★第1四半期好調で今期経常10％上方修正
　◆18年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比36.3％増の175億円に拡大して着地。主力の映画事業で「ドラえもん」「名探偵コナン」といった定番アニメ作品をはじめ、「シング」「ワイルドスピード」などの洋画作品が高稼働だったことが寄与。「シン・ゴジラ」のパッケージソフトの販売好調も業績拡大に貢献した。
　　第1四半期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の428億円→469億円に9.6％上方修正。減益率が17.0％減→9.0％減に縮小する見通しとなった。

２）7月19日の決算発表銘柄（予定）
　■引け後発表
　　◆第1四半期決算：
　　　<2354> 安川情報 [東２]
　　　<7949> 小松ウオール
　　合計2社


　※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。

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