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【市況】11時10分時点の日経平均は3日ぶり反落、SUMCOやKLabが買われる

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

11時10分現在の日経平均株価は20128.57円(前日比66.91円安)で推移している。11日の米国市場ではNYダウが0.55ドル高となった。「ロシアゲート」疑惑がトランプ大統領の長男にも及び、政権運営への懸念が広がったものの、オバマケア代替法案の成立期待の高まりが支えとなった。ただ、円相場が1ドル=113円台後半と強含んでおり、本日の日経平均は利益確定売り優勢で58円安でスタートした。寄り付き後は今晩のイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長による議会証言を控え、マイナス圏でのもみ合いが続いている。

個別では、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、東エレク<8035>、三井住友<8316>、ミズホなどが軟調。ソフトバンクG<9984>は小安い。決算発表したユニファミマ<8028>や業績観測が報じられたサッポロHD<2501>は3%前後の下落。また、C&R<4763>、トランザク<7818>、ネクステージ<3186>などが東証1部下落率上位となっている。一方、ソニー<6758>やSUBARU<7270>がしっかり。エプソン<6724>が2%上昇しているほか、SUMCO<3436>やKLab<3656>は4%近い上昇となっている。また、エンシュウ<6218>がリリースを受けてストップ高となっており、ディップ<2379>や北興化<4992>も決算が好感されて東証1部上昇率上位に顔を出している。

(株式アナリスト 小林大純)

《HK》

 提供:フィスコ

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