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【材料】プロパスト---17/5期は開発事業が好調により大幅な増収増益で着地

プロパスト <日足> 「株探」多機能チャートより

プロパスト<3236>は10日、2017年5月期通期(2016年6月~2017年5月)決算を発表した。売上高が前期比18.7%増の148.74億円、営業利益が同28.6%増の11.62億円、経常利益が同43.3%増の8.01億円、当期純利益が同67.7%増の5.11億円となった。

分譲開発事業は、自社販売物件として6物件の販売を実施し、増収増益となった。賃貸開発事業では、首都圏を中心に用地取得から小規模賃貸マンションの建築や販売を行っており、当事業年度においては13物件を取得した。同年度においては、旭丘プロジェクト、押上プロジェクト、業平プロジェクトの3プロジェクトを売却した。この結果、分譲開発事業同様に増収増益となった。バリューアップ事業では、中古の収益ビルをバリューアップした上で売却しており、20棟の収益ビルを売却した。

今後は、強みである創造デザイン力やプレゼンデザイン力を活かせる分譲開発物件の取得を進めると共に、コストや建築期間等を抑制した賃貸開発物件に取組むことで事業拡大を図るとしている。

2018年5月期通期の業績予想は、売上高が前期比4.2%増の155.00億円、営業利益が同25.6%減の8.64億円、経常利益が同25.0%減の6.01億円、当期純利益が同1.9%増の5.21億円とする。

《TN》

 提供:フィスコ

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