【注目】★本日の【イチオシ決算】 サーラ、サカタタネ、コスモス薬品 (7月6日)
サーラ <日足> 「株探」多機能チャートより
1)本日(7月6日)引け後に発表された決算・業績修正
● イチオシ決算
【サーラ <2734> 】 ★今期最高益予想を15%上乗せ、配当も2円増額
◆17年11月期上期(16年12月-17年5月)の連結経常利益は前年同期比69.1%増の60.8億円に拡大し、従来予想の47億円を上回って着地。昨年7月に経営統合した中部ガスとサーラ住宅の業績上積みが収益を押し上げた。経費削減の進展や、新築マンションの販売が順調に進んだことなども大幅増益に貢献した。
業績好調に伴い、通期の同利益を従来予想の43.5億円→50億円に14.9%上方修正。増益率が42.2%増→63.5%増に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。併せて、今期の年間配当を従来計画の15円→17円(前期は16円)に増額修正した。
● サプライズな決算発表・業績修正
サカタタネ <1377> ★前期経常を一転9%増益に上方修正、配当も5円増額
◆17年5月期の連結経常利益を従来予想の74億円→82.5億円に11.5%上方修正。従来の2.1%減益予想から一転して9.2%増益見通しとなった。前期業績の上方修正は1月に続き、2回目。利益率の高い野菜種子や欧州・アジア向け花種子の販売が好調だったことが寄与。業績上振れに伴い、前期の年間配当を従来計画の23円→28円(前の期は25円)に増額修正した。
コスモス薬品 <3349> ★前期最高益予想を35%上乗せ、配当も10円増額
◆17年5月期の連結最終利益を従来予想の135億円→182億円に34.9%上方修正。増益率が8.6%増→46.5%増に拡大し、従来の9期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。消費者の節約志向が続くなか、低価格戦略の強化などが奏功し、売上が計画を上回ったことが寄与。熊本地震の被害に係る保険金受領に加え、法人税が想定を下回ったことも最終利益を押し上げた。
業績上振れに伴い、前期の年間配当を従来計画の70円→80円(前の期は65円)に増額修正した。
2)7月7日の決算発表銘柄(予定) ★は注目決算
■引け後発表
◆本決算:
<1430> 1stコーポ
<3321> ミタチ産業
<9651> 日本プロセス [JQ]
◆第1四半期決算:
<3063> Jグループ [東M]
<3344> ワンダコーポ [JQ]
<3396> フェリシモ
<3546> ダイユーHD
<4530> 久光薬
<5271> トーヨアサノ [東2]
<5900> ダイケン [JQ]
<5982> マルゼン [東2]
<6093> エスクロAJ
<7427> エコーTD
<7603> マックハウス [JQ]
<7975> リヒトラブ [東2]
<8016> オンワード
<8125> ワキタ
<8185> チヨダ
<8274> 東武ストア
<8931> 和田興産 [JQ]
<9381> エーアイテイ
<9861> 吉野家HD
<9903> カンセキ [JQ]
<9993> ヤマザワ
◆第2四半期決算:
<3186> ネクステージ
<3454> Fブラザーズ
<3907> シリコンスタ [東M]
<6492> 岡野バ [東2]
<9313> 丸八倉 [東2]
◆第3四半期決算:
<2927> AFC-HD [JQ]
<3711> 創通 [JQ]
<3815> メディア工房 [東M]
<6048> デザインワン
<6199> セラク [東M]
<8127> ヤマトインタ
<8184> 島忠
合計36社
※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。
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