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【特集】アルファ Research Memo(5):18/3期は前期比11.6%増収、同18.0%経常増益予想も保守的な印象

アルファCo <日足> 「株探」多機能チャートより

■今後の見通し

1. 2018年3月期の業績見通し
アルファ<3434>の2018年3月期通期の連結業績は、売上高57,000百万円(前期比11.6%増)、営業利益3,200百万円(同6.1%増)、経常利益2,500百万円(同18.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,500百万円(同297.2%)を見込む。売上高については米国自動車販売が鈍化する見通しながら、ASSA ABLOY ABからの事業取得に伴う増加がフル寄与する(前期は第4四半期のみ)こと、セキュリティ機器事業も再配達削減に向けた取り組みが本格拡大見通しのほか、電気錠の拡販も見込まれ、収益は順調な拡大を続けるだろう。なお、自動車部品事業については欧州の新規寄与以外を慎重に見ていること、為替前提を1米ドル=105円と前期比3円の円高を想定しており、1円の為替変動で売上高が約400百万円、営業利益では30百万円影響を受けることを考慮すると、現状の為替水準で推移した場合、収益の更なる上振れも期できる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 岡本 弘)

《HN》

 提供:フィスコ

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