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【材料】シンバイオ製薬が反発、高リスク骨髄異形成症候群を対象にリゴセルチブの第1相臨床試験を開始

シンバイオ <日足> 「株探」多機能チャートより
 シンバイオ製薬<4582>が反発している。6月30日の取引終了後、高リスク骨髄異形成症候群(MDS)を対象とした抗がん剤リゴセルチブ経口剤単剤の第1相臨床試験を開始したと発表しており、これを好感した買いが入っている。

 同試験は、現在、オンコノバ社が米国で実施している初回治療および再発・難治性の高リスク骨髄異形成症候群を対象とした第2相臨床試験で追加設定された、高用量の安全性を確認することを目的としたもの。同試験で安全性を確認した後、速やかにアザシチジンとの併用試験を再開し、オンコノバ社が計画している初回治療の高リスク骨髄異形成症候群を対象とした第3相国際共同試験に参加するとしている。なお、シンバイオが参加している再発・難治性の高リスク骨髄異形成症候群を対象としたリゴセルチブ注射剤による第3相国際共同試験は、現在症例集積が進行中としている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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