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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (6月30日記)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 昨晩のNYダウの下げは、8月頃まで、2万0500ドル以下を目指す調整場面へ入っていることを示唆しています。

 日経平均は、本日以降に価格が下げて、6月23日の安値2万0089円を割れると、値幅と日柄の伴った調整場面へ入っていることがはっきりします。

 NYダウの動きを考慮すると、日経平均は、目先、2万0089円を割れる展開になる可能性が大きいと言えます。

 下値の目安は、5月18日の安値1万9449円、または、4月17日の安値1万8224円が挙げられます。目先、一本調子に1万9500円程度まで下げるなら、1万8224円が視野に入ります。


情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。

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