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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:ディディエス、パルコ、板硝子

パルコ <日足> 「株探」多機能チャートより
■ディー・ディー・エス <3782>  995円  +58 円 (+6.2%)  11:30現在
 ディー・ディー・エス<3782>が急伸。同社は独自技術に強みを持つ生体認証機器の大手。26日、同社の指紋認証システムを三井住友信託銀行が導入したことを発表、約2000台のマイクロソフト社製モバイル端末をセキュアに運用する。同社の業績への寄与に期待した買いが流入しており、株価はテクニカル的にも5日・25日移動平均線のゴールデンクロス示現が目前で上放れ鮮明となっている。

■パルコ <8251>  1,313円  +67 円 (+5.4%)  11:30現在  東証1部 上昇率8位
 パルコ<8251>が年初来高値更新。26日取引終了後、18年2月期の第1四半期(3~5月)連結決算を発表し、営業収益は235億800万円(前年同期比0.8%減)、営業利益は34億9700万円(同2.5%増)、最終利益は23億100万円(同5.2%増)と増益で着地したことが好感されている。渋谷パルコの一時休業や千葉パルコ閉店の影響などにより営業収益は減収となったものの、渋谷パルコの再開発事業などに伴う収益の計上があったことが奏功し営業増益となった。なお、通期業績予想は従来見通しを据え置き、営業収益951億円(前期比1.4%増)、営業利益115億円(同19.0%減)、最終利益74億円(同15.9%減)を見込んでいる。

■日本板硝子 <5202>  896円  +42 円 (+4.9%)  11:30現在  東証1部 上昇率10位
 日本板硝子<5202>が急伸。SMBC日興証券は26日、投資評価「1」と目標株価900円を継続した。特に建築用ガラスは、欧州の需給バランス・市況の改善により堅調に推移している。また、北米の自動車用ガラスも利益が回復している。また、17年3月に発行された400億円の優先株式に関しては、20年7月までに償還することを目指しており、そのための利益回復が続くかを注視している。

■ゼビオホールディングス <8281>  2,039円  +82 円 (+4.2%)  11:30現在
 ゼビオホールディングス<8281>が大幅高で新値追いとなっている。同社は26日取引終了後に、子会社のゼビオコリアが韓国で展開している4店舗の閉鎖と小売り事業から撤退することを決めたと発表。これが評価材料となっているようだ。事業撤退は、景気減速による韓国市場での販売不振などが主な理由。同社では、これに伴うグループ業績への影響は微減だとしているが、今後重大な影響が見込まれる場合には速やかに公表するとしている。

■グリー <3632>  1,088円  +42 円 (+4.0%)  11:30現在
 グリー<3632>が続伸し、年初来高値を更新した。同社は26日、新作スマートフォン向けゲームアプリ「戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED」の配信を開始したと発表。期待感が高まるかたちとなっているようだ。このゲームは、アニメ「戦姫絶唱シンフォギア」シリーズの世界を忠実に再現したシンフォニックバトルRPG。ブシロード(東京都中野区)が企画・制作し、グリー子会社のポケラボが開発・配信を担当している。

■スパークス・グループ <8739>  212円  +8 円 (+3.9%)  11:30現在
 スパークス・グループ<8739>が堅調。26日の取引終了後、同社がトヨタ自動車<7203>や三井住友銀行(東京都千代田区)と15年11月に創設した「未来創生ファンド」が、車車間・路車間通信チップセット開発のイスラエル・オートトークス社へ投資を実行したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。同ファンドはスパークスGを運営者とし、トヨタ、三井住友銀行を加えた3社の総額約135億円の出資で運用を開始したファンド。17年5月末時点では前述の3社を加えた計19社からの出資を受け、「知能化技術」「ロボティクス」「水素社会実現に資する技術」を中心に、革新技術を持つ企業やプロジェクトを対象に投資を行っている。17年5月末時点での運用額は365億円で、米国、英国、イスラエル、そして日本の約30社に投資しているという。なお、今回の投資により、オートトークスはチップの大量生産の準備を進めるとともに、コネクテッドカーと自動運転車のための通信ソリューションの開発を強化するとしている。

■日本オラクル <4716>  7,150円  +250 円 (+3.6%)  11:30現在
 日本オラクル<4716>が4日続伸し新高値。株価は2003年10月以来、13年8カ月ぶりに7000円台を回復した。同社が26日に発表した17年5月期の連結純利益は前の期比8%増の363億6000万円と最高益を更新した。「オラクル・クラウド・プラットフォーム」などへの引き合いが好調だった。この決算を受け、SMBC日興証券は26日、同社株の目標株価を6700円から7000円へ引き上げた。投資評価の「2」は継続した。オラクルデータベースの高い市場シェアの維持などに支えられた製品サポート収入の増加や、クラウド収入の増加により安定した成長を維持している点、などを評価している。

■日清紡ホールディングス <3105>  1,127円  +34 円 (+3.1%)  11:30現在
 26日午前、日清紡ホールディングス <3105> がZMPが実施する第三者割当増資を引き受ける形で出資したと発表したことが引き続き買い材料視された。エレクトロニクス事業の中核である子会社日本無線が持つ通信技術やセンシング技術は高い評価を得ている。これらの技術を自動車や産業機械などの自動運転に応用するため、自動運転分野で高い技術力を持つZMPとの協力体制を強化していくという。発表を受けて、自動運転分野の事業強化につながるとの見方から買いが優勢となっている。

■竹内製作所 <6432>  1,982円  +57 円 (+3.0%)  11:30現在
 竹内製作所<6432>が3日続伸、底値ボックス圏離脱の動きをみせている。同社は欧米向け中心に国内で生産したミニショベルなど小型建機を輸出し、欧米を中心に海外販売比率の高さが特徴。世界的な景況感の回復に加えて、ここにきて、対ドル、対ユーロともに為替が円安方向に振れており、これが同社にとって追い風となっている。同社の通期想定為替レートは1ドル=110円、1ユーロ=118円。対ドル、対ユーロともに実勢は想定レートよりもドル高・円安で推移していることで輸出採算面でプラスに働く。

■FRONTEO <2158>  826円  +23 円 (+2.9%)  11:30現在
 FRONTEO<2158>が続伸、前日に続きマドを開けて買われ、5日・25日移送平均線のゴールデンクロスから中段もみ合いを上放れる動きとなっている。同社は26日、同社が独自開発した人工知能(AI)エンジン「KIBIT」が大和住銀投信投資顧問の資産運用能力向上の取り組みに採用されたことを発表、これを材料視する買いを誘導した。また、FRONTEOは金融機関向けにAIと音声認識技術を組み合わせた、電話での通話録音記録の検査サービスを開始することも報じられており、AI分野に特化したサービスの展開加速で株式市場でも同関連最右翼としての認知が進んでいる。

■クレスコ <4674>  3,810円  +105 円 (+2.8%)  11:30現在
 26日、クレスコ <4674> が発行済み株式数の5.5%にあたる66万株(金額で19億9984万円)を上限に自社株TOB(株式公開買い付け)を実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。公開買い付け期間は6月27日から7月25日まで。買い付け価格は26日終値を19.2%下回る2994円。筆頭株主のイワサキコーポレーションが保有株の一部を売却する意向を示したことに対応する。併せて、不動産総合マネジメント会社のザイマックス向けに、AI(人工知能)とLINEを連携したコールセンター支援システムを開発したと発表したことも支援材料となった。

■JIG-SAW <3914>  6,570円  +120 円 (+1.9%)  11:30現在
 JIG-SAW<3914>が続伸している。26日の取引終了後、同社のソフトウエアによる細胞制御をベースとした視覚再生プロジェクト「NEW-VISION」が、日本国特許庁から特許査定を取得したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。今回特許を取得した発明は、「可視光波長変換部を有する頭部装着型映像提示装置」。独自の可視光波長変換ソフトウエアをスマートグラス型の映像提示装置に搭載するもので、失明した人の視覚を回復することを目指しているという。最初の対象疾患として、網膜色素変性症などを対象に、18年中にも特定の医療機関で予定されている遺伝子治療薬の臨床試験とあわせて同装置の臨床研究を行う予定としている。また、日本国内での特許査定を皮切りに、世界各国での特許登録に向けての取り組みも進めるとしている。なお、同件は18年中の臨床研究を予定しているため、17年12月期業績への影響は軽微としている。

■国際石油開発帝石 <1605>  1,055円  +17 円 (+1.6%)  11:30現在
 国際石油開発帝石<1605>が続伸、底値圏離脱の兆しをみせている。原油市況の下落と歩調を合わせ、株価は下値模索の動きをみせていたが、ここにきてWTI原油先物価格が小幅ながら3日続伸と下げ止まる動きをみせており、つれて押し目買いが観測される。年18円配当実施しているにも関わらずPBR0.5倍と割負け感が顕著。きょう同社の株主総会が予定されていることも株価の刺激材料となっている。

■レカム <3323>  99円  +30 円 (+43.5%) ストップ高   11:30現在
 レカム <3323> [JQ]がストップ高まで買われ、年初来高値を更新した。26日、中国新興市場への上場に向け、子会社レカムビジネスソリューションズが会社形態と商号を変更したと発表しており、これを材料視する買いが向かっているようだ。26日付で会社形態を「有限公司」→「株式有限公司」へ変更することについて中国当局の認可を得た。これを受け、中国新興市場への株式上場準備は最終段階に入る。中国では「株式有限公司」に変更して上場承認されるまでに半年程度かかるのが一般的と言われており、順調に手続きが進む場合は、2017年末までに上場承認がなされる見通しだという。

■NaITO <7624>  210円  +50 円 (+31.3%) ストップ高   11:30現在
 26日、NaITO <7624> [JQ]が決算を発表。18年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益が前年同期比46.3%増の2.5億円に拡大して着地したことが買い材料視された。積極的な販売促進策などが奏功し、主力の切削工具や計測・産業機器の販売が伸びたことが収益を押し上げた。上期計画の3.5億円に対する進捗率は73.1%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。

●ストップ高銘柄
 enish <3667>  2,518円  +500 円 (+24.8%) ストップ高   11:30現在
 フィックスターズ <3687>  4,265円  +700 円 (+19.6%) ストップ高   11:30現在
 イグニス <3689>  4,700円  +700 円 (+17.5%) ストップ高   11:30現在
 など、7銘柄

●ストップ安銘柄
 タカタ <7312>  110円  - 円 (-) ストップ安売り気配   11:30現在
 以上、1銘柄

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