【特集】ベネ・ワン Research Memo（5）：2017年3月期は、13.1%の増収、32.8%の経常増益の好業績

■業績動向

1. 2017年3月期の業績概要
ベネフィット・ワン<2412>の2017年3月期の業績は、売上高が前期比13.1%増の29,478百万円、営業利益が同34.4%増の5,852百万円、経常利益が同32.8%増の5,727百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同40.9%増の3,855百万円となった。計画比では、売上高が2.4%未達だったものの、営業利益と経常利益はそれぞれ9.4%、7.1%上回った。

営業利益の前期比増加額1,497百万円のうち、「福利厚生＋パーソナル＋CRM」が1,009百万円を貢献した。パーソナル事業は、アライアンス先の営業方針の変更により会員獲得が想定を下回り売上未達となったものの、総会員数の増加、オペレーションの効率化、補助金の減少、その他費用のコントロールにより計画を上回る増益を達成した。

（執筆：フィスコ客員アナリスト　瀬川　健）

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