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【材料】ブイキューブロボティクスがデータセクションと提携、ドローンとAIによる警備・設備点検業務の完全自動化へ

データセク <日足> 「株探」多機能チャートより

ブイキューブロボティクス・ジャパンは14日、データセクション<3905>と業務提携すると発表している。ブイキューブロボティクス・ジャパンはブイキューブ<3681>のグループ会社。

ブイキューブロボティクスのドローンソリューションとデータセクションのAI(人工知能)技術を活用した映像解析技術を組み合わせ、警備・設備点検業務の完全自動化に向けたサービスを開発する。第1弾として大規模太陽光発電施設の点検業務で実証実験を開始し、2017年内の商用化を目指す。今後は対象分野を拡大し、大規模な工場や社会インフラを保有する自治体・事業者向けにサービスを提供していく。

実証実験中の大規模太陽光発電施設の点検業務では、定期的にドローンを航行させて映像を収集・解析し、ソーラーパネルの故障を無人かつ早期に検出することで点検業務の効率化を図っている。現時点ではパネル識別と異常個所の検出を実現しており、更なる精度向上に向けて開発中という。

ドローンの業務活用への期待は様々な分野で高まっているが、現時点ではドローンの操縦や撮影された映像の確認作業は人力で行われている。幅広い産業分野で人手不足が深刻な問題となりつつあるなか、ブイキューブロボティクスとデータセクションが取り組むサービスは警備・設備点検業務の効率化を実現するものとして注目されよう。

《MW》

 提供:フィスコ

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