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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 東建コーポ、ペプドリ、ヤーマン (13日大引け後 発表分)

東建コーポ <日足> 「株探」多機能チャートより

 13日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 東建コーポ <1766>   ★今期経常は5%増で3期連続最高益、50円増配へ
 ◆17年4月期の連結経常利益は前の期比39.9%増の190億円に拡大し、従来予想の150億円を上回って着地。続く18年4月期も前期比5.2%増の200億円に伸び、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。前期は積極的なコスト削減に加え、利益率が高い木造2×4工法の賃貸住宅の販売増加などが寄与し大幅増益を達成した。今期も高水準の手持ち工事を背景に業績を伸ばし、4期連続の増収増益を目指す。
  業績好調に伴い、今期の年間配当は前期比50円増の180円に増配する方針とした。

 ペプドリ <4587>   ★非開示だった今期売上は11%増収、1→2の株式分割を実施
 ◆17年6月期の業績予想は売上高(非連結)が前期比10.9%増の48億円を見込み、5期連続で過去最高を更新する見通しと発表した。創薬開発プラットフォームシステム(PDPS)の非独占的ライセンス許諾契約の件数、および同契約に基づく技術移行の完了件数が計画を上回ることが寄与する。
  併せて、6月30日割当で1→2の株式分割を実施すると発表。株式流動性の向上や投資家層の拡大を好感する買いも期待される。

 ヤーマン <6630>   ★今期経常は2期連続最高益更新へ、1→10の株式分割を実施
 ◆17年4月期の連結経常利益は前の期比3.5倍の35.3億円に急拡大し、従来予想の28.3億円を上回って着地。続く18年4月期も前期比3.2%増の36.4億円に伸び、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。前期は主力の美顔器を中心に販売が想定以上に好調だったうえ、原価低減が奏功したことが上振れの要因となった。今期も積極的な広告投資でブランド認知度を高めるほか、引き続きコスト削減を進めることで、増収増益確保をめざす。
  併せて、10月31日割当で1→10の株式分割を実施すると発表。株式流動性の向上や投資家層の拡大を好感する買いも期待される。

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