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2017年06月12日15時01分

【特集】ODK Research Memo(2):入学試験業務などの情報処理アウトソーシングサービスを提供するITサービス企業

ODK <日足> 「株探」多機能チャートより

■会社概要

1. 会社概要
ODKソリューションズ<3839>は情報システム運用を主力事業として、システムの開発及び保守等を行うITサービス企業。「情報サービス事業を通じて、顧客の繁栄・社会の発展に貢献する。」を経営理念として、学校法人の入学試験業務や模擬試験をはじめ、証券会社等のバックオフィス業務の受託といった独自のビジネス領域に特化した情報処理アウトソーシングサービスを提供する。直近では、医療やAIといった新たな領域にも進出し始めている。

2. 沿革
1963(昭和38)年4月に大阪証券金融(現日本証券金融<8511>)と大阪証券代行(現だいこう証券ビジネス <8692>)のシステム開発・運用を行うために、これら2社の出資により大阪電子計算株式会社として設立された。1964年9月には、制度金融取引を担ってきた実績や関西圏で数少ない大型汎用機を保有していたこと等から大学入試業務を受託、サービスを開始したのに続き、1965年4月には証券業務を受託、サービスを開始し、現在の事業基盤が整った。2006年9月に株式会社ODKソリューションズに社名変更。2009年7月に大手金融系企業を顧客に持つエフプラスを連結子会社化した。

2010年以降は教育業務の拡大を狙ったアライアンスを積極化している。2011年4月に戦略的大学経営システムを提供する日本システム技術<4323>と協業したのに続き、2012年1月にはリクルートホールディングス <6098>と大学向け業務で協業し、Web出願システムの提供を開始した。さらに、2013年6月に教育サービス事業を展開する学研ホールディングス<9470>と教育関連の新たなサービス開発等を目的として業務・資本提携し、 筆頭株主が大阪証券金融から学研ホールディングスへ移行。2014年11月にアルバム、大学図書館製本最大手のナカバヤシ<7987>と業務・資本提携した。2016年3月にはロボティクスや人工知能(AI)といった先進的技術を持つリアルグローブと協業し、同年9月に業務・資本提携している。

教育分野以外のアライアンスにも積極的に取組んでいる。2015年9月には得意分野である証券分野でSBIトレードウィンテック(SBIホールディングス<8473>のグループ企業。以下、SBI-TWT)と協業。2016年8月には医療総合サービス企業のファルコホールディングスと業務・資本提携し、新たな事業領域へ進出。これらの結果、事業面、株主構成の両面で証券金融グループ主体から脱却し、独立系ITサービス企業へと発展している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 山田 秀樹)

《NB》

 提供:フィスコ

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