【材料】リバーエレテクが4日連続ストップ高、世界最小の水晶振動子開発で強烈人気
リバーエレク <日足> 「株探」多機能チャートより
水晶振動子を主力とする電子部品メーカーだが、5日引け後に世界最小サイズの音叉型水晶振動子「TFX―05」を開発したと発表したことを材料視されるかたちで物色人気に火がついた。モバイル端末の高機能化やIoT関連機器の普及を背景に、同社が開発した商品へのニーズは高いとの思惑が投機資金の食指を動かしている。ただ、市場では「マネーゲーム的な要素が強い」(国内ネット証券)とする声もある。
同様のケースでは、16年11月下旬から12月初旬にかけて、リチウムイオン電池製造に関する新技術開発を材料にストップ高を連発して、わずか9営業日で株価を7倍化させた安永<7271>の例があるが、同社株はその後大幅な調整を強いられた。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)