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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 シャープ、HIS、ウチダエスコ (26日大引け後 発表分)

シャープ <日足> 「株探」多機能チャートより

 26日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 シャープ <6753> [東証2]  ★非開示だった今期最終は590億円の黒字に浮上
 ◆非開示だった18年3月期の連結最終損益は590億円の黒字(前期は248億円の赤字)に急浮上する見通しとなった。中小型液晶パネルや液晶テレビの販売が伸び、22.4%の大幅増収を見込む。引き続き事業推進体制の強化やコスト削減などの構造改革を進める。
  併せて、20年3月期に売上高3兆2500億円(前期実績は2兆0506億円)、営業利益1500億円(同624億円)を目標とする中期経営計画を発表。高精細8K関連やAI・IoT関連事業に注力し、構造改革から事業拡大への転換を目指す。

 ウチダエスコ <4699> [JQ]  ★8-4月期(3Q累計)経常は81%増益・通期計画を超過
 ◆17年7月期第3四半期累計(16年8月-17年4月)の連結経常利益は前年同期比80.8%増の7億円に拡大して着地。電子黒板やタブレット端末などの学校向けIT関連機器の大型案件が寄与したほか、システム導入支援サービスも伸び、18.4%の大幅増収を達成した。通期計画の6億円を既に17.8%も上回っており、通期上振れが期待される。

 HIS <9603>   ★上期経常が2.3倍増益で着地、5.8%を上限に自社株買い
 ◆17年10月期上期(16年11月-17年4月)の連結経常利益は前年同期比2.3倍の105億円に急拡大して着地。欧州旅行など利益率の高いツアー商品の鈍化や「ハウステンボス」の客数落ち込みを円安進行による為替差損益の改善で補い、増益を確保。
  併せて、発行済み株式数(自社株を除く)の5.82%(100億円)を上限とする自社株買いの実施を発表。株主還元の拡充を好感する買いが期待される。

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