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【特集】キャリアリンク Research Memo(6):2018年2月期は4期ぶりの減益を見込むが、計画は保守的な印象

キャリアL <日足> 「株探」多機能チャートより

■今後の見通し

1. 2018年2月期の業績見通し
2018年2月期からは、会社分割によりキャリアリンクファクトリー(株)を設立したことに伴い、連結業績の開示をスタートするが事業内容に特段の変わりはない。売上高は前期比3.2%増の19,056百万円、営業利益は同29.1%減の709百万円、経常利益は同29.5%減の700百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同27.2%減の467百万円と増収減益となる見通し。上期だけで見ると、売上高についても前年同期比3.4%減と減収を見込んでいる。民間企業向け大型プロジェクトの1つでの業務量縮小による影響が続くほか、官公庁向けマイナンバー・臨時給付金関連業務が一段落することも減益要因となる。

ただ、キャリアリンク<6070>は2017年2月期の業績が会社計画を下回ったことから、2018年2月期業績については保守的に計画を立てていると見られる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《HN》

 提供:フィスコ

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