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【市況】個別銘柄戦略:テロへの警戒から中小型株にシフトも、テーマとしては防衛や5Gなどに注目

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより

22日の米国市場では、NYダウ、ナスダックとも上昇。原油相場の上昇が材料視されたほか、トランプ大統領が外遊先のサウジアラビアで約1100億ドル相当の兵器売却で合意したことで、防衛関連を中心に買いが広がった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円高の19685円だった。シカゴ先物にサヤ寄せする流れから、やや買いが先行しそうだ。しかし、英マンチェスター・アリーナで爆発との報道もあり、テロへの警戒から円相場が円高に振れて推移しており、物色の流れは次第に個人主導での中小型株にシフトしやすいだろう。

決算評価の流れが依然として続いている銘柄もあり、好業績を手掛かりとした物色も引き続き注目されよう。テーマとしてはIoT、ブロックチェーン、ドローン、防衛、5G、AIなどに注目。個別では格上げが観測されているところで、センコーGHD<9069>、テルモ<4543>、東邦ガス<9533>、Jパワー<9513>、ヤクルト<2267>、リコー<7752>など。一方、シスメックス<6869>、カルビー<2229>、DeNA<2432>に格下げが観測されている。

《HT》

 提供:フィスコ

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