【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」　(5月23日記）

　日経平均株価は、昨日の上昇により現在が押し目底のパターンを形成中であっても、18日の安値1万9449円を割れずに下値を支えられて、上昇を開始する可能性が大きくなったと言えます。

　目先は、一気に16日の高値1万9998円を目指すか、いったん1万9500円まで下げてから再上昇を開始するかのどちらかが考えられます。後者であっても、下値を試すのは、本日だけで、本日中に押し目をつける動きになる公算です。

　本日は、寄り付き後、上昇するなら、そのまま上げ幅を拡大、寄り付き後、下降するなら、午前中に1万9500円近くまで下げてから、下ヒゲをつける展開になると見ておきます。


情報提供：パワートレンド＝伊藤智洋のPower Trend

【伊藤智洋　プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。

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