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【材料】大成建がプラスに転じる、4000万株を上限とする自社株買いを発表

大成建 <日足> 「株探」多機能チャートより
 大成建設<1801>が後場終盤になってプラスに転じている。午後2時ごろに自社株買いを発表しており、これを好材料視した買いが入っているようだ。上限を4000万株(発行済み株数の3.49%)、または250億円としており、取得期間は5月15日から9月30日まで。株主還元の充実や資本効率の改善を目的としているという。

 同時に発表した17年3月期連結決算は、売上高1兆4872億5200万円(前の期比3.8%減)、営業利益1408億2200万円(同19.9%増)、純利益905億6600万円(同17.5%増)だった。全セグメントで粗利益が好転したほか、為替差損益の好転も寄与した。

 なお、18年3月期業績予想では、国内建築事業の増加で売上高は1兆6100億円(前期比8.3%増)と増収を見込むものの、主に土木事業で採算が悪化するとみて、営業利益は1250億円(同11.2%減)、純利益は870億円(同3.9%減)を見込んでいる。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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