市場ニュース

戻る
 

【材料】ネットイヤーグループ---17/3期はプロジェクトの遅れにより減収減益

ネットイヤー <日足> 「株探」多機能チャートより

ネットイヤーグループ<3622>は10日、2017年3月期(2016年4月~2017年3月期)連結決算を発表した。売上高が前期比13.2%減の59.06億円、営業損失が2.06億円(前期は1.46億円の利益)、経常損失が2.09億円、親会社株主に帰属する当期純損失が2.97億円となった。

大型プロジェクトの縮小と前年度に発生したトラブルプロジェクトの収束遅れの影響を大きく受けたことから、上半期における売上高が大幅に減少した。この結果を受け、経営の意思決定スピードの向上、製販一体体制による営業力、サービス力の強化を行っている。

グループ会社である(株)トライバルメディアハウスにおいて、次世代趣味メディア「Funmee!!(ファンミー!!)」を開発し、デジタルマーケティング領域におけるノウハウを生かした自社メディアビジネスへの参入を開始した。

次期の見通しについてはインターネット関連市場が堅調に成長していること、また受注損失引当金を計上しているトラブルプロジェクトが上期末までに収束し、体制面における影響が解消される予定から売上と利益ともに改善する計画である。

2018年3月期通期の業績予想は、売上高が前期比5.0%増の62.00億円、営業利益が1.10億円、経常利益が1.07億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.97億円としている。

《TN》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均