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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):スミダコーポ、横河電、亀田製菓

スミダコーポ <日足> 「株探」多機能チャートより
■スミダコーポレーション <6817>  1,618円  +111 円 (+7.4%)  本日終値
 10日に決算を発表。「1-3月期(1Q)税引き前は42%増益で着地」が好感された。スミダコーポレーション <6817> が5月10日大引け後(15:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。17年12月期第1四半期(1-3月)の連結税引き前利益は前年同期比42.2%増の13.9億円に拡大し、通期計画の51億円に対する進捗率は27.4%となった。
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■プレサンス <3254>  1,482円  +99 円 (+7.2%)  本日終値
 10日に決算を発表。「今期経常は16%増で7期連続最高益、実質増配へ」が好感された。プレサンスコーポレーション <3254> が5月10日大引け後(15:00)に決算を発表。17年3月期の連結経常利益は前の期比11.7%増の154億円になり、18年3月期も前期比15.6%増の178億円に伸びを見込み、7期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。8期連続増収、増益になる。
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■横河電機 <6841>  1,928円  +124 円 (+6.9%)  本日終値
 横河電機<6841>が急伸し、年初来高値を更新した。同社は10日取引終了後に、18年3月期通期の連結業績予想を公表。営業利益見通しを360億円(前期比13.9%増)としたほか、年間配当は前期比5円増配の30円を計画している。売上高予想は4000億円(同2.2%増)。主力の制御事業について、海外を中心としたエネルギーや素材関連における企業の投資姿勢に前向きな変化がみられていることなどを背景に、受注高・売上高・営業利益ともに増加するとみている。なお、想定為替レートは、1ドル=110円としている。

■JCRファーマ <4552>  2,608円  +160 円 (+6.5%)  本日終値
 10日に決算を発表。「今期経常は5%増で4期連続最高益、前期配当を2円増額・今期も22円継続へ」が好感された。JCRファーマ <4552> が5月10日大引け後(16:40)に決算を発表。17年3月期の連結経常利益は前の期比3.7%増の25.3億円になり、18年3月期も前期比4.6%増の26.5億円に伸びを見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。6期連続増収、増益になる。同時に、前期の年間配当を20円→22円(前の期は22円)に増額し、今期も22円を継続する方針とした。
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■日本冶金工業 <5480>  264円  +16 円 (+6.5%)  本日終値
 日本冶金工業<5480>は6日続伸。同社は9日取引終了後、18年3月期の連結業績予想を発表した。売上高は1240億円(前期比9.8%増)、営業利益は57億円(同31.0%増)、最終利益は36億円(同53.2%増)を見込むと発表したことが引き続き好感された。同社は決算発表と同時に、2020年3月期を最終年度とする新中期経営計画を明らかにした。それによると、最終年度の数値目標は連結経常利益70億円、ROE8%以上、配当性向20%以上を目指す。これらを実現するために(1)アジアの高機能材(ニッケルを20%以上含有する高ニッケル合金のフラット製品)市場において、卓越したQCD(品質・コスト・納期)競争力で市場をリードするトップサプライヤーの地位の確立。(2)国内ステンレス市場での顧客の信頼に応え得る存在感のあるサプライヤーの地位の確立。(3)地域環境に配慮し、リサイクル・省資源・省エネルギーにより、社会に貢献する企業であり続ける――の3つのテーマを挙げている。

■亀田製菓 <2220>  5,710円  +340 円 (+6.3%)  本日終値
 亀田製菓<2220>は急伸。同社は11日午後1時30分、18年3月期の連結業績予想を発表した。売上高は1000億円(前期比1.8%増)、営業利益は70億円(同24.8%増)、最終利益は57億円(同2.1倍)を見込んでいる。売上高の成長戦略として、北米市場での取り組み強化、アジア市場の開拓とクロスボーダー取引の推進、主力ブランドを軸とした需要創造に注力し、顧客の支持をより強固なものとする取り組みを進める。また、ブランド集約と重点化による強力なブランドポートフォリオの再構築、サプライチェーン・マネジメントの強化などにより収益性の改善を図るとともに、グループ間の強みを融合させたシナジーを発揮する取り組みを進めることで利益拡大を目指す。なお、17年3月期連結決算は、売上高982億600万円(前の期比0.9%増)、営業利益56億900万円(同20.6%増)、最終利益27億5300万円(同31.7%減)だった。

■アルプス技研 <4641>  4,085円  +225 円 (+5.8%)  本日終値
 10日に決算を発表。「1-3月期(1Q)経常は21%増益で着地」が好感された。アルプス技研 <4641> が5月10日大引け後(15:30)に決算を発表。17年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比21.5%増の8.7億円に伸び、1-6月期(上期)計画の14.7億円に対する進捗率は59.3%に達し、5年平均の53.0%も上回った。
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■TIS <3626>  3,190円  +175 円 (+5.8%)  本日終値
 10日、TIS <3626> が発行済み株式数(自社株を除く)の1.4%にあたる120万株(金額で28億6000万円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は5月11日から8月10日まで。同時に決算を発表。18年3月期の連結経常利益が前期比10.7%増の300億円に伸び、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。また、年間配当も前期比4円増の40円に増配する方針としたことも支援材料となった。

■ホソカワミクロン <6277>  4,560円  +250 円 (+5.8%)  本日終値
 粉体関連装置でトップのホソカワミクロン<6277>は反発し年初来高値。同社は10日取引終了後、17年9月期の第2四半期累計(16年10月~17年3月)連結業績予想の上方修正を発表した。売上高を220億円から230億8500万円(前年同期比8.8%増)へ、営業利益を15億円から21億7000万円(同55.8%増)へ、最終利益を10億円から16億3500万円(同70.5%増)へそれぞれ増額した。なお、第2四半期累計の営業利益21億7000万円の通期予想の営業利益37億5000万円(前期比2.5%増)に対する進捗率は57.8%に達している。期首の為替設定レートに比べ円安水準となったことに加え、国内外ともに堅調な受注により、得意とする高付加価値粉体関連装置システムの出荷が進んだことなどが寄与した。なお、17年9月期通期業績見通しは据え置いた。

■プロトコーポレーション <4298>  1,622円  +83 円 (+5.4%)  本日終値
 10日に決算を発表。「前期経常が上振れ着地・今期は57%増益へ」が好感された。プロトコーポレーション <4298> [JQ] が5月10日大引け後(15:00)に決算を発表。17年3月期の連結経常利益は前の期比31.2%減の28.8億円に落ち込んだが、従来予想の24.3億円を上回って着地。18年3月期は前期比57.2%増の45.3億円にV字回復する見通しとなった。3期連続増収になる。
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