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【材料】リオンは大幅反発、今3月期は補聴器や計測器の復調で営業利益は23.2%増予想

リオン <日足> 「株探」多機能チャートより
 リオン<6823>は大幅反発。同社は4月28日取引終了後、18年3月期の連結業績予想を発表した。売上高は196億円(前期比2.1%増)、営業利益は23億円(同23.2%増)、最終利益は17億円(同20.7%増)を見込んでいる。

 医療機器の補聴器で、高齢者人口の増加による市場拡大が見込まれるなか、新製品の投入によりラインアップを拡充し、市場シェアの拡大を図る。医療用検査機器では、国内の新規開業案件を確実に補足して販売につなげるとともに、中国やベトナムなど海外市場へ積極的に展開することにより、着実な成長を目指す。環境機器事業では、音響・振動計測器で、東京オリンピック・パラリンピックに向けて増加が見込まれる公共事業に伴う需要を確実に捉えていくとしている。

 なお、17年3月期連結決算は売上高191億9400万円(前の期比1.8%増)、営業利益18億6700万円(同17.7%減)、最終利益14億800万円(同11.6%減)だった。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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