市場ニュース

戻る
 

【材料】GNIがカイ気配スタート、生体材料開発会社買収と17年12月期業績予想の上方修正を発表

 ジーエヌアイグループ<2160>がカイ気配スタート。18日の取引終了後、米子会社を通じて、人工セラミックなど生体材料の開発・製造を行う米バークレイ・アドバンスド・バイオマテリアル(BAB、カリフォルニア州)を買収することで合意したと発表。あわせて17年12月期業績予想の上方修正を発表しており、これらを好感した買いが入っている。

 今回の買収は、生体材料の開発・販売事業を事業ポートフォリオに加えることで、経営の多角化を図るのが狙い。また、BAB社から見込まれる中国国外からの安定的な収益やキャッシュ・フローにより、財務基盤の安定と事業の持続的成長、および企業価値の向上を図ることが可能になると判断したという。買収はBABが子会社を設立し、資産、営業などの全てを同子会社に譲渡し、その後、GNIが当該子会社の70%を取得し、連結子会社化することを予定している。

 さらにこの買収に伴い、17年12月期の連結業績予想について、売上高を21億6600万円から29億700万円(前期比2.2倍)へ、営業損益を5300万円の赤字から2億3100万円の黒字(前期2億7600万円の赤字)へ、最終損益を2億6300万円の赤字から6300万円の赤字(同5億1300万円の赤字)へ上方修正した。なお、2月23日に発表したアイスーリュイの新保険目録収載に関する影響は、精査中としている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均