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【市況】東京株式(前引け)=米株高受け続伸も朝高後は上げ幅縮小

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 18日前引けの日経平均株価は前日比42円98銭高の1万8398円24銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は8億2124万株、売買代金概算は8788億5000万円。値上がり銘柄数は1446、対して値下がり銘柄数は458、変わらずは111銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でNYダウが183ドル高と急反発したことや外国為替市場で円高が一服、一時1ドル=109円台に戻すなどドル買い円売りの動きが出たことを背景に買い戻しや押し目買いが優勢となった。日経平均は寄り後すぐに上げ幅を200円近くまで広げる場面があった。ただ、その後は北朝鮮問題など地政学リスクが意識されるなか、上値を買い進む動きには発展せず伸び悩んだ。

 個別では売買代金トップの任天堂<7974>がしっかり、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも買い優勢。昭和電工<4004>、市光工業<7244>などが買われ、アイフル<8515>も高い。enish<3667>は連日のストップ高となった。半面、ローツェ<6323>、ペプチドリーム<4587>が利益確定売りに押され、アサヒグループホールディングス<2502>も安い。マルハニチロ<1333>、日本水産<1332>が大幅安、イオンフィナンシャルサービス<8570>も大きく売られた。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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