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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 リソー教育、エスケーエレ、新日無 (10日大引け後 発表分)

リソー教育 <日足> 「株探」多機能チャートより

 10日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 リソー教育 <4714>   ★今期経常は18%増で2期連続最高益、3円増配へ
 ◆17年2月期の連結経常利益は前の期比9.4%増の20.3億円で着地。続く18年2月期も前期比18.1%増の24億円に伸び、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は首都圏を中心に主力の個別指導学習塾の新規・リニューアル開校を10~15校計画し、11.2%の大幅増収を見込む。また、新規事業の幼児教育や英会話教室の収益力強化を図る。
  業績好調に伴い、今期の年間配当は前期比3円増の28円に増配する方針とした。配当利回りは4.06%に上昇し、配当取りを狙う買いが期待される。

 北興化 <4992>   ★12-2月期(1Q)経常は60%増益で着地
 ◆17年11月期第1四半期(16年12月-17年2月)の連結経常利益は前年同期比60.3%増の25.9億円に拡大して着地。主力の農薬事業で国内向け水稲用除草剤などの販売が伸び悩み、減収となったものの、円安による為替評価損益の改善に加え、受取配当金8.1億円を計上したことが利益を押し上げた。
  通期計画の29億円に対する進捗率は89.6%に達しており、業績上振れが期待される。

 エスケーエレ <6677> [JQ]  ★上期経常を60%上方修正、通期も増額
 ◆17年9月期上期(16年10月-17年3月)の連結経常利益を従来予想の5億円→8億円に60.0%上方修正。減益率が47.5%減→16.1%減に縮小する見通しとなった。フラットパネルディスプレーの高精細化に伴い、付加価値の高いフォトマスクの売上構成比率が上昇したことが寄与。設備投資の後ずれによる減価償却費の減少も利益上振れの要因となった。
  上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の8億円→11億円に37.5%上方修正。減益率が60.0%減→45.0%減に縮小する見通しとなった。

 新日無 <6911>   ★前期最終を一転黒字に上方修正
 ◆17年3月期の連結最終損益を従来予想の3億円の赤字→6億円の黒字(前の期は24.9億円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。車載・産業機器向け半導体の販売好調に加え、コスト削減や通信機器の採算改善などが寄与した。有価証券売却益を計上したことも一転黒字に大きく貢献した。

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