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【材料】シリコンスタジオが切り返す、第1四半期は営業赤字拡大も悪材料出尽くし感強まる

シリコンスタ <日足> 「株探」多機能チャートより
 シリコンスタジオ<3907>は、前週末7日の取引終了後に発表した第1四半期(16年12月~17年2月)連結決算が、売上高14億7000万円(前年同期比17.2%減)、営業損益2億9800万円の赤字(前年同期6400万円の赤字)となり、赤字幅拡大を嫌気した売りで朝安スタートし連日で年初来安値を更新したものの、その後切り返している。

 コンテンツ事業で16年11月期にリリースしたタイトルについて、継続率の改善に至らずサービスを終了したことや、新規タイトルのリリース時期が第3四半期以降に見込んでいることなどが損益を悪化させたとしている。ただ、株価は3月以降調整局面にあり、目先の悪材料出尽くし感から、下値には買いが入っているようだ。

 なお、17年11月期通期業績予想は、売上高80億9700万円(前期比15.6%増)、営業利益5600万円(前期4億1100万円の赤字)、純利益4300万円(同4億9900万円の赤字)の従来予想を据え置いている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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