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2017年03月14日15時26分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):FDK、コマツ、武田

FDK <日足> 「株探」多機能チャートより
■FDK <6955>  132円  +1 円 (+0.8%)  本日終値
 FDK<6955>が反発。13日の取引終了後、450ワットのBrickコンバータでは世界最小となる8分の1BrickサイズのDC-DCパワーモジュール「FPED48T01238」を開発し、サンプル出荷を開始したと発表しており、新製品の業績貢献を期待した買いが入ったようだ。新製品は、産業機器の高性能化と機器本体の小型化に伴い、大きな電力をより小型なサイズで出力できるパワーモジュールが求められていることや、産業機器本体の消費電力低減のため、高効率化が求められていることに対応。また、出力電圧設定や過電流保護、過熱保護、リモートON/OFFのフルデジタル制御・モニタリングを可能にし、電源系システムの設計自由度を大きく高めた点などが特徴という。

■コマツ <6301>  2,915円  +16 円 (+0.6%)  本日終値
 コマツ<6301>や日立建機<6305>がそろって昨年来高値を更新。この日発表された中国の1~2月工業生産が前年同月比6.3%増と市場予想(6.2%増)を上回ったことから、中国景気の底堅さを評価する買いが流入した。また、米国のインフラ投資に伴う建機需要拡大への期待も膨らんでおり、16日に米予算教書が発表された後、米インフラ投資への期待が再度盛り上がることも期待されている。

■ネットワンシステムズ <7518>  935円  +3 円 (+0.3%)  本日終値
 ネットワンシステムズ<7518>が反発。この日、電気通信大学が新設した人工知能先端研究センター(AIX)にサポーター企業として参画すると発表しており、これを好材料視した買いが入ったようだ。AIXは国立大学初の人工知能研究拠点で、人と共生する「汎用人工知能」の実現が目標。今回のネットワンの参画により、まず「ワークスタイル変革」をテーマとして、行動分析・画像分析を通じて生産性の向上につなげる共同基礎研究を実施するとしており、ネットワンはICTを利活用したワークスタイル変革を自社で実践するとともに、そのノウハウを反映した顧客への提案も進めており、研究の成果をフィードバックすることも目指すとしている。

■武田薬品工業 <4502>  5,360円  +16 円 (+0.3%)  本日終値
 武田薬品工業<4502>が4日続伸。ドイツ証券は13日、レーティングを「ホールド」から「バイ」に引き上げた。目標株価は5000円から5950円に見直した。コスト抑制による業績の押し上げ効果に加え、特に潰瘍性大腸炎治療薬「エンティビオ」の成長性を評価。同薬は19年まで確実な成長を続け、ピーク時売上高予想を約28億ドル(約3200億円)と予想している。

■ラック <3857>  1,405円  +3 円 (+0.2%)  本日終値
 ラック<3857>が朝安スタートのあと切り返した。午前11時ごろ、エムオーテックス(大阪市淀川区)が販売する「プロテクトキャットPowered by Cylance」の利用者に対し、サイバー攻撃リモート解析サービス「インシデント マネジメント サービス」を提供すると発表しており、業績への寄与を期待した買いが入った。「インシデント マネジメント サービス」は、利用企業に代わってリモート解析を行い、二次被害の発生を防ぎ損害を最小限に食い止めるサービス。「プロテクトキャット」のユーザーに対して同サービスを提供することで、サイバー攻撃を検知した際の初動対応を支援するほか、重度な被害が確認された際にはラックのサイバー救急センターと連携し、速やかな緊急対応の提供を実現するとしている。

■ワコム <6727>  456円  -43 円 (-8.6%)  本日終値  東証1部 下落率2位
 ワコム<6727>は急落。この日正午ごろ、17年3月期の連結業績予想について、最終損益を15億円の赤字から56億円の赤字(前期23億1000万円の黒字)へ下方修正したことが嫌気された。基幹業務システムにかかる無形固定資産について減損損失約43億円を特別損失として計上するほか、人員削減に伴う構造改革費用約2億円を同じく特別損失として計上することが要因。なお、売上高715億円(前期比7.8%減)、営業損益5億円の赤字(前期36億6400万円の黒字)は従来予想を据え置ている。

■みずほFG <8411>  213円  -0.9 円 (-0.4%)  本日終値
 みずほフィナンシャルグループ<8411>が続落。大和証券は13日、同社株の投資判断を「2(アウトパフォーム)」から「3(中立)」へ引き下げた。目標株価は250円から235円に見直した。同証券では17年3月期の連結純利益は計画通り6000億円(前期比10%減)の達成を予想するが17年3月期は債券関係を含む市場部門利益の縮小を想定し、今期推定比8%減の5500億円を見込む。株価は3.5%前後の予想配当利回りや0.6倍台のPBRとバリュエーション面で割安にあることから下値不安は小さいと見ているが、新たな買い材料も乏しいと指摘している。

■第一稀元素化学工業 <4082>  5,460円  +700 円 (+14.7%) ストップ高   本日終値
 13日、第一稀元素化学工業 <4082> [東証2]が4月21日現在の株主を対象に1→5の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の5分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。併せて、17年3月期の年間配当を従来計画の55円→60円(前期は45円)に増額修正したほか、株主優待制度を新設すると発表したことも好感された。株主優待では毎年3月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、一律でクオカード2000円分を贈呈する。

●ストップ高銘柄
 ウェッジHD <2388>  887円  +150 円 (+20.4%) ストップ高   本日終値
 クラウドワークス <3900>  914円  +150 円 (+19.6%) ストップ高   本日終値
 など、3銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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