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2017年03月13日15時26分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):イーブック、コスモス、西芝電

イーブック <日足> 「株探」多機能チャートより
■イーブック <3658>  1,149円  +150 円 (+15.0%) ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率2位
 イーブックイニシアティブジャパン <3658> がストップ高に買われ、昨年来高値を更新した。同社は10日に決算を発表。17年3月期(14ヵ月の変則決算)の第4四半期(16年11月-17年1月)連結経常損益が1億2700万円の黒字(前年同期は8600万円の赤字)に浮上したことが買い材料視された。同社は昨年9月にヤフーによる連結子会社化が完了し、12月からYahoo! JAPAN 関連各種サービスとの連携を開始している。11-1月期は電子書籍事業で主力のマンガを中心に品揃えを強化、販促キャンペーンも奏功し登録会員数が増加したほか、クロスメディア事業では紙・DVD販売が引き続き好調だった。販管費を抑制したことなども黒字転換に貢献した。

■東京コスモス電機 <6772>  349円  +45 円 (+14.8%)  本日終値
 東京コスモス電機<6772>が続急伸。同社は東証2部上場銘柄だが、商い高水準のなか上昇基調を強めており、需給相場の様相を呈している。前週6日に、東証が信用取引規制(買い付けにかかわる委託保証金率50%以上)を解除したことを契機に、物色人気が再燃、時価は3月8日につけた昨年来高値316円を払拭し、新値街道に復帰した。今期経常黒字転換が濃厚で、従来予想の1000万円から9000万円予想に上方修正している。利益水準はまだ低いものの、来期についてはトヨタ自動車<7203>向け「車載フィルムヒーター」の受注などが寄与して、急回復が有望視されている。

■西芝電機 <6591>  186円  +10 円 (+5.7%)  本日終値
 西芝電機<6591>が動意。同社は船舶用電機システムを手掛け、17年3月期は円高デメリットなどから、会社側は営業2ケタ減益予想にあるが、発電・産業システム部門などが好調で市場では上振れ余地が指摘されている。また、18年3月期についても東京五輪関連の需要をとらえ増益基調は維持される可能性がある。同社は東芝<6502>が過半の株式を保有する親会社。東芝の再建に絡み、グループ会社の株式売却検討に関する報道が相次ぐなか、PBRが会社解散価値を4割も下回る0.6倍と極めて割安圏にあることから、株価水準是正に向けた思惑含みの買いを引き寄せている。なお、一部報道された東芝テック<6588>の株式売却検討の可能性が意識されるなか、東芝テックは大幅高で4連騰と上値追いを鮮明としており、その流れが波及した部分もあるようだ。

■フルッタフルッタ <2586>  771円  +40 円 (+5.5%)  本日終値
 フルッタフルッタ<2586>が後場急伸。前引け後にアスラポート・ダイニング<3069>グループの弘乳舎と共同開発した業務用新商品「アサイー冷凍デザート」の販売を開始したと発表しており、業績への寄与を期待した買いが入った。まずは、アサイーの風味をいかした「アサイーゼリー」とブルーベリーの風味をいかした「アサイーブルーベリーゼリー」の2種類を、宅配弁当大手のGLUG(東京都千代田区)で販売をスタートさせる。その後は、宅配弁当市場だけでなく、給食、社員食堂、病院食などへの展開も検討。特に、給食市場については、弘乳舎が地元である九州地域の学校給食市場への販路を既に構築していることから、同ルートを活用したアサイー冷凍デザートの販売について協議を進めるとしている。

■神島化学工業 <4026>  1,689円  +79 円 (+4.9%)  本日終値
 10日、神島化学工業 <4026> [東証2] が決算を発表。17年4月期第3四半期累計(16年5月-17年1月)の経常利益(非連結)が前年同期比72.7%増の12.5億円に拡大して着地したことが買い材料視された。住宅分野で軒天井ボードの高級化製品の販売が好調だったほか、非住宅分野では耐火パネルの需要が増加し、3.6%の増収を確保。輸入燃料価格の下落に加え、固定資産の償却方法変更による減価償却費の減少なども大幅増益に貢献した。業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の18円→20円(前期は12円)に増額修正したことも支援材料となった。

■神栄 <3004>  200円  +9 円 (+4.7%)  本日終値
 神栄<3004>に継続的な買いが流入。個人投資家を中心とした短期資金に人気があり、上ヒゲをつけやすい銘柄だがシコリ玉も乏しい。滞留出来高の希薄な価格帯に入ることで一段の上値追いを期待した追随買いを誘っているもよう。繊維商社の老舗だが、電子部品事業などへの多角化で成功している。17年3月期経常利益を従来予想の4億5000万円から8億5000万円に大幅増額しており、配当も年3円配当と前期実績の1円50銭から増配する計画。直近では、グループ会社が宅配ボックスを手掛けていることで宅配便の荷物増加の対策で浮上した宅配ロッカー関連の一角としても注目された。

■アゼアス <3161>  567円  +23 円 (+4.2%)  本日終値
 アゼアス<3161>が大幅高。同社は防護服の専門商社だが、利益の回復が急でポジティブサプライズとなった。10日取引終了後に発表した17年4月期第3四半期累計(16年5月~17年1月)の連結決算は、売上高は減収だった、営業利益が1億2400万円(同3.6倍)と高変化をみせた。通期業績予想については従来見通しを据え置いているが、通期営業利益1億1500万円(前期比45.7%増)の計画を既に超過している。

■アイモバイル <6535>  1,090円  +39 円 (+3.7%)  本日終値
 10日、アイモバイル <6535> [東証M]が決算を発表。17年7月期上期(16年8月-17年1月)の連結経常利益が前年同期比9.3%増の14億円に伸びて着地したことが買い材料視された。スマートフォン向け動画広告配信サービスの販売が大きく伸びたことが寄与。ふるさと納税事業やアフィリエイト事業の伸長も増益に貢献した。通期計画の22億円に対する進捗率は63.8%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。

■JESCO <1434>  459円  +16 円 (+3.6%)  本日終値
 JESCOホールディングス<1434>が後場急伸。午後1時50分ごろ、連結子会社JESCO CNSが太陽光発電所電気設備工事の大型案件を受注したと発表しており、業績への寄与を期待した買いが入った。大和ハウス工業<1925>子会社の大和リースから受注したもので、受注金額は約4億5000万円。工事進行基準の適用で、17年8月期から売り上げ計上する予定だという。

●ストップ高銘柄
 アエリア <3758>  3,790円  +700 円 (+22.7%) ストップ高   本日終値
 テイン <7217>  654円  +100 円 (+18.1%) ストップ高   本日終値
 など、4銘柄

●ストップ安銘柄
 GMO-PG <3769>  5,560円  -1,000 円 (-15.2%) ストップ安   本日終値
 以上、1銘柄

株探ニュース
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