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【材料】稲葉製作が続落、小型鋼製物置など伸び悩み17年7月期業績予想を下方修正

稲葉製作 <日足> 「株探」多機能チャートより
 稲葉製作所<3421>が続落。前週末3日の取引終了後、17年7月期の連結業績予想について、売上高を328億4000万円から315億円(前期比0.6%減)へ、営業利益を17億4000万円から6億3000万円(同69.0%減)へ、純利益を12億4000万円から5億円(同64.9%減)へ下方修正したことが嫌気されている。

 鋼製物置の小型製品や、オフィス家具事業の売り上げが価格競争の影響で伸び悩んでいることに加えて、富岡工場の本格稼働に伴う配送ルートの増加などで荷役運送費が増加したことが下方修正の要因。また、工場の効率化を進めるための追加投資発生の影響で減価償却費が増加したことや、新基幹システム稼働開始に伴う所定外労働時間の増加などで人件費が増加したことも利益を圧迫した。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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