【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … ラクーン、アインHD、新日本電工 (2月24日~3月2日発表分)
内田洋 <日足> 「株探」多機能チャートより
―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から3日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 内田洋 <8057>
17年7月期第2四半期累計(16年8月-17年1月)の連結経常利益は前年同期比72.7%増の9.2億円に拡大し、通期計画の33億円に対する進捗率は5年平均の15.1%を上回る27.9%に達した。
★No.2 ラクーン <3031>
17年4月期第3四半期累計(16年5月-17年1月)の連結経常利益は前年同期比12.6%増の3.1億円に伸びたが、通期計画の4.2億円に対する進捗率は74.3%となり、5年平均の75.5%とほぼ同水準だった。
★No.4 新日本電工 <5563>
16年12月期の連結経常利益は前の期比7.6倍の16.1億円に伸び、17年12月期も前期比2.5倍の40億円に急拡大する見通しとなった。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<8057> 内田洋 東1 +3.22 2/28 上期 72.66
<3031> ラクーン 東1 +3.17 2/27 3Q 12.64
<2198> アイケイケイ 東1 +1.74 3/ 2 1Q -7.99
<5563> 新日本電工 東1 +1.57 2/28 本決算 147.83
<2910> Rフィールド 東1 +1.47 3/ 2 3Q 25.75
<9627> アインHD 東1 +0.50 3/ 2 3Q -2.87
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした3日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース