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【市況】NY株式:ダウは303ドル高、トランプ大統領の議会演説を好感

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

1日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は303.31ドル高の21115.55、ナスダックは78.59ポイント高の5904.03で取引を終了した。昨日のトランプ大統領の議会演説が融和的な内容となり、減税やインフラ投資への意欲を示したことも好感され、買いが先行。昨日に複数の連銀総裁が追加利上げに積極的な姿勢を示したことから、利上げ観測の拡大を受けて金融セクターを中心に上昇し、終日堅調推移となった。S&P500、ナスダック総合指数、ダウの主要株価指数が揃って最高値を更新した。セクター別では、銀行や各種金融が上昇する一方で公益事業や不動産が下落した。

事務用品小売のオフィスデポ(ODP)やホームセンターのロウズ(LOW)は決算内容が好感され、上昇。ファストフードのマクドナルド(MCD)は投資家向けイベントで成長戦略を発表し、堅調推移。追加利上げ観測の拡大で、モルガン・スタンレー(MS)やゴールドマンサックス(GS)などの金融各社に買いが広がった。一方で、家電量販店のベストバイ(BBY)は決算内容が予想を下振れ、下落した。

調査会社のIDCは、17年度のスマートフォン世界出荷台数が前年比4.2%増になるとの予想を示した。「アンドロイド」は4.6%増、「iOS」は4.9%増が見込まれている。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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