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【市況】概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は5日続伸、終始狭いレンジでもみ合った

上海総合 <日足> 「株探」多機能チャートより

【ブラジル】ボベスパ指数 68589.56 -0.67%

22日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比462.46ポイント安(-0.67%)の68589.56で取引を終えた。69052.09まで上昇した後、一時68282.06まで下落した。

終始マイナス圏で推移し、終盤にかけて下げ幅をじりじりと拡大させた。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった。また、原油価格の下落も資源銘柄の圧迫材料。ほかに、翌23日に米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の公表を控え、積極的な買いが手控えられた。

【ロシア】MICEX指数 2106.30 -1.01%

22日のロシア株式市場は反落。主要指標のMICEX指数は前日比21.42ポイント安(-1.01%)の2106.30で取引を終了した。2130.74から2094.85まで下落した。

売りが先行した後はいったん買い戻されたが、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。翌23日は祖国防衛の日などで連休に入るため、利益確定売りが優勢となった。また、23日に米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の発表を控え、積極的な買いも手控えられた。ほかに、ブレント原油価格の下落も資源セクターの売り材料。原油の在庫増が警戒されたもようだ。

【インド】SENSEX指数 28864.71 +0.36%

22日のインドSENSEX指数は5日続伸。前日比103.12ポイント高(+0.36%)の28864.71、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同19.05ポイント高(+0.21%)の8926.90で取引を終えた。

終始狭いレンジでもみ合った。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が翌23日に発表されるため、見極めるムードが強い。また、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、売り圧力も強まっている。

【中国本土】上海総合指数 3261.22 +0.24%

22日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比7.89ポイント高(+0.24%)の3261.22ポイントと3日続伸した。約2カ月半ぶりの高値水準を切り上げている。
好地合いが続く。このところの商い活況を背景に、相場の先高観が強まっている。上海A株市場の売買代金は今月中旬から高水準を維持し、21日は2300億人民元超に拡大。深センA株市場は約2600億人民元と今年最高を更新した。

《CS》

 提供:フィスコ

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