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【市況】こう着ながらも、もち合い上放れを意識したスタンス/日経225・本日の想定レンジ

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

[本日の想定レンジ]
 22日の米国市場はまちまち。原油相場の下落に加えて、昨日の株価上昇を受けた利益確定の動きから売りが先行。FOMC議事録では、追加利上げ観測の拡大を受けて上値の重い展開に。ダウ平均は32.60ドル高の20775.60、ナスダックは5.32ポイント安の5860.63。シカゴ日経225先物清算値は大阪比60円安の19330円。
 次回のFOMCで利上げについて検討する可能性が示唆されたが、円相場は1ドル113円30銭辺りでの推移と反応は限られている。シカゴ先物も小安いなか、やや売り優勢の展開になりそうだ。もっとも、トランプ政権の政策期待から売り込みづらい状況は変わらず、5日線レベルでのこう着が続きそうである。
 ボリンジャーバンドでは+1σを挟んでの推移。一目均衡表では雲を上回っての推移が続いており、転換線が支持線として意識されている。また、遅行スパンの上方シグナルも継続している。週間形状も大きな変化はなく、13週線が支持線として意識される。一方で、19500円処が上値抵抗となり、煮詰まり感が台頭している状況は変わらず。こう着ながらも引き続き、もち合い上放れが目先的には期待されよう。19300-19400円のレンジを想定。

[予想レンジ]

上限 19400円-下限 19300円

《TM》

 提供:フィスコ

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